成人式の女性のスーツ姿について
成人式といえば振り袖というくらい、女性の9割以上は、振り袖や着物姿で出席するというのが現状です。
男性の場合には、逆に羽織り袴姿は少数組であり、大半の男性が紺または黒色のスーツを着用しています。
女性は、式で振り袖を着るために、髪の毛を伸ばしたり、両親も娘のために早くから着物を仕立てるなど、大人の仲間入りをする祝いの式典のために、気合を入れている人は少なくありません。
少数組とはなりますが、洋装にする場合には、落ち着いたデザインのスーツやフォーマルなワンピースを選ぶようにしましょう。
フォーマルなスーツやワンピースを選ぶと、その後の人生でも何度も着る機会があります。
素材の上質なモノを選んでおけば、少し年齢を重ねてからでも着用することは、十分に可能です。
また、成人式は公の場となりますので、少なくとも清潔感のある、きちんとした格好で出席することがマナーとなります。
成人式のスーツは、まずは自分に似合うということが、最優先ポイントとなるのですが、その場にふさわしいと装いというのも、重要なポイントとなります。
地方によっては、お盆の帰省に合わせて、成人式が行われるところも存在しています。
暑い夏場の時期となりますので、夏用振り袖姿の方もいますが、洋装の方も少なくないのが現状です。
また、写真スタジオでの記念写真の前撮りは着物を着て、式の当日は洋装という方も存在しています。
ひと昔前までは、新成人の記念として振り袖を購入する家庭も多かったのですが、現在ではレンタルが主流となっています。
振り袖のレンタル店も多数あり、選択肢は豊富にあります。
振り袖をレンタルする場合の注意点については、着物はレンタルでも、小物一式は買取りになる場合がほとんどとなります。
着物用の草履とバッグはお揃いで購入するようにしましょう。
結婚式に招待された際など、その後の人生でも使えるモノを選ぶことをおすすめします。
また、振り袖にも毎年の流行があります。
レンタルする場合には、1年前の予約でも早くないくらいです。
着物や美容院など、予約が必要なモノは、早めに予約を入れるようにしましょう。
振り袖をあえて着ない女性の理由としては、面倒だからという理由を挙げる人も、実は少なくありません。
かなり前から予約を入れて、式の当日は早朝から髪のセットとメイク、着付けをしてもらわなければいけないからです。
また、ほとんどの地方が1月に開催しているということも、洋装の理由のひとつとなります。
雪の多い豪雪地帯では特に、振り袖で出かけるのは面倒だと考える女性もいるからです。